« イラク情勢(BlogPet) | トップページ | そしてきのうこねこが(BlogPet) »

2006.12.22

真田太平記

こんにちは。根岸のねこです。
妻の母がおとといに無事に退院しました。
来年すぐに検査入院になりますが、とりあえずは一段落です。
おとといは妻と妻の両親がホテルに泊まりたいということだったので、会社が終わった後、私も一緒に泊まりました。
結局、妻の両親はまだルームサービスの食事程度しか食べれないため、私と妻はラウンジでお酒を飲んだりと楽しくさせていただきました。

歴史小説って面白いですよね。
なかでも楽しかったのは「真田太平記」という小説です。作者は「鬼平犯科帳」や「仕掛人・藤枝梅安」(テレビ朝日でドラマ化された必殺シリーズの原作)で有名な池波正太郎です。
単行本で11か12巻だったと思いますが、時代も武田家の滅亡から江戸時代の前半までと長いです。

小説は、有名な真田幸村(当時は真田信繁)の父の真田昌幸の知略と、幸村の兄の信幸、そして幸村の3人を中心に描かれています。

当時の真田家は、武田信玄に仕えて真田の家を興した昌幸の父である幸隆と、昌幸の親子が有名でした。

真田幸隆はあまりこの小説では描かれていませんが、武田信玄の家来として知略を働かせて当時は上杉の力が強かった信州の切り取りに協力し、真田の基盤となる砥石城と領地を得ています。

その子で幸村の父の昌幸は、武田の崩壊後も領地と城を守り、徳川家康の軍1万、北条の軍1万を、本城の上田城と上州の沼田城であわせて5千もない人数で守り抜き、双方の城を守りきるとともに徳川、上杉の両軍に大きな被害を与えた名将として有名です。

その後、関が原の合戦では、徳川の別働隊であった家康の息子の秀忠の軍約4万を2千の兵力と知略で留め置くことで、関が原の合戦に間に合わないように時間稼ぎをしたことが有名で、関が原東軍勝利後に死刑となるところを幸村の兄の信幸の妻の実父の本多忠勝の後押しで死刑を免れ、紀州の九度山に子の幸村とともに家督没収の上、流されています。

結果として負けたとはいえ、真田昌幸の名は、日本中の大名に知られるほど有名であったといえます。

その子の信幸、幸村兄弟ですが、信幸は長男として厳しく育てられ、徳川から家康の養女という名目で、徳川第1位の家来といってもいい本多忠勝の娘を妻として、上州沼田城を本城として分家を開きます。
関が原では東軍である徳川家康につき、その後も2代将軍秀忠に嫌われながらも家を守り、江戸時代が終わるまで真田家を存続させていきます。

幸村は大阪冬の陣に紀州九度山から脱出し、大阪城に入り、冬の陣で唯一の勝利を得て有名になります。
その後、家康は兄の信幸に命じて徳川へつくように交渉しますが、それを断り、大阪夏の陣で果敢に戦って最後を遂げます。

歴史小説であるとともに、女忍者の一生とダブらせて忍者の世界を描き、当時の秀吉、家康などの武将の気持ちを描きつつ、面白い小説に仕上がっています。
何より、有名な真田幸村だけでなく、父昌幸、兄信幸を描くことで、当時の武将の生き残りをかけた壮絶さを描いていると思います。

|

« イラク情勢(BlogPet) | トップページ | そしてきのうこねこが(BlogPet) »

コメント

こんばんわ。先日は私のブログに来ていただいてありがとうございました。義母さま、とりあえず退院されたのですね。お正月くらいは、ゆっくりと過ごさせてあげたいですものね。でも、きっと心の中では、いろんな思いが駆け巡っておられるのかもしれません。表面からはわかりませんものね。
ねこさまは、読書家でもあるのですね。わたくし、日本史は履修漏れで・・・。また、よってもいいですか?

投稿: spiritualM | 2006.12.22 22:11

根岸のねこさん、こんばんは~
奥様のお母様、無事退院されてよかったですね。
ひとまず、退院おめでとうございます。

面白い本を読まれたのですね~
最近は小説はめっきり疎遠になってまして。。。。
あ!!でも、3日前「華麗なる一族」の単行本を買いました~
読まないと。。。

私、むか~~~しOLしていたとき
でっかいフロッピーを入れてドカンドカンいう
パソコンにデーター入力していました!
なつかしいなぁ~と思いながら、読ませていただいきました。

投稿: りりぶん | 2006.12.22 22:23

 ごまめです。
 小説はあまり読みませんが、時代物は結構好きで買う場合はほとんどがこの手のものです。池波正太郎の作品は「近藤勇白書」と「幕末新撰組」が家にあります。
 日刊工業新聞に連載されていた童門冬二の「山中鹿介」は新聞連載時には会社でずっと読み、単行本も買いました。
 今は、週刊少年ジャンプに連載された「花の慶次」の原作、隆慶一郎の「一夢庵風流記」を久々に引っ張り出して読んでいます。主人公はやることなすこと常人離れしていて、ただただ感嘆するばかりです。

投稿: ごまめ | 2006.12.22 23:17

根岸の猫さん、こんにちは∈^0^∋
退院良かったですね。
くまさんことくまボンでした。ではでは(^.^)/~~~

投稿: くまさん | 2006.12.23 10:03

根岸のねこさん こんばんは!
お義母様、退院できて本当によかったですね。。。
奥様もほっとなさったでしょう!
ホテルのラウンジでのお酒、早めのクリスマスでしょうか。

「真田太平記」は読んだ事ありませんが、10月に信州・上田城へ行き
ねこさんの書かれている経緯を聞いたり見たりしてきましたのでとてもよく理解できました。

来年の大河ドラマ「風林火山」で真田幸村を佐々木蔵之介さんが演じるそうです

投稿: さちさん  | 2006.12.23 19:58

こんばんわ。
奥様のお母様、ご退院おめでとうございます。
その一言だけ、言わさせていただきます。

投稿: H・K | 2006.12.23 21:12

コメントありがとうございます。

spiritualMさん こんにちは。
いまはまだ本をしっかり読めないような調子なのですが、お薬が減ったら本を読む集中力が戻るのではないかと期待しています。
退院はいいことだと思ってます。ただ妻はまだ体力を割かれて辛そうです。
いつでもコメントしてくださいね。大歓迎です。
ちなみに学校で習う歴史より大河ドラマを見るほうが勉強になる感じがします。

りりぶんさん こんにちは。
心配していただいてありがとうございます。
私はまだ本を読むのは苦しいのですが、本の紹介もいいかと思い、記事を書きました。
歴史小説はちょっと勉強した気分になれていいものです。
もっとも戦国時代と幕末に集中してしまうのが難点ですが。
でっかいフロッピーも懐かしいです。
でも時代の流れが速いなあと感じてしまいます。
もっとも仕事の本質の進歩はあまり無いとも感じています。

ごまめさん こんにちは。
時代小説はなにか安心感があるみたいで読みやすいです。
まだ徳川家康とか読んでいない本もあるのでじわじわっと読んでみたいと思ってます。
近頃はマンガも馬鹿にできないですよね。

くまさん こんにちは。
いつも励ましありがとうございます。

さちさん こんにちは。
気を配っていただきありがとうございます。
久しぶりのお酒でした。
私はカクテルの方がおいしく飲めるみたいです。
柑橘系が好きみたいです。
この小説が信州が好きな理由なんです。
大河ドラマももうすぐですね。

H・Kさん こんにちは。
心配頂きありがとうございます。
今後も順調にいくといいと思ってます。

投稿: 根岸のねこ | 2006.12.23 22:28

こんばんは。お義母様の退院、おめでとうございます。
「真田太平記」、以前図書館で借りて、読んだことがあります。
歴史物は大好きなので、面白かったです。(^^)
記事を読んだらまた読みたくなりました。
また図書館から借りてこようかな~。

投稿: まりも | 2006.12.25 21:31

コメントありがとうございます。

まりもさん こんにちは。
新しいURLのメールありがとうございました。
妻の母の件、ありがとうございます。
「真田太平記」は時代物のなかでも面白さで1,2を争うのではないでしょうか。
私もあまり本を読む集中力が無いのですが、これなら読めそうです。

投稿: 根岸のねこ | 2006.12.25 23:46

こんばんは
お義母さまの退院おめでとうございます。
日本史学科卒業のわりにすっかり歴史とは無縁の生活に(^^ゞ
『武士の家計簿』という加賀藩の資料に基づいて書かれた新書はお薦めです。おもしろいですよ(^^♪

投稿: とまと | 2006.12.27 18:07

おはようございます
歴史物ですね 私は日本史・世界史の時間は分厚い教科書が枕でした(苦笑)
また寄らせて頂きます

投稿: 風香 | 2006.12.28 09:35

コメントありがとうございます。

とまとさん こんにちは。
退院のこと、ありがとうございます。
歴史学はあらゆるものに通じる学問ですよね。
今も昔も同じようなことでつまずくのですよね。
『武士の家計簿』調べてみます。

風香さん こんにちは。
歴史小説は他の分野の本より楽しめます。
もちろん、学校の勉強よりずっと面白いです。
私は、戦国時代と幕末をお勧めします。
オーソドックスですが面白いです。

投稿: 根岸のねこ | 2006.12.29 01:23

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/80757/13162434

この記事へのトラックバック一覧です: 真田太平記:

« イラク情勢(BlogPet) | トップページ | そしてきのうこねこが(BlogPet) »